参列者のマナー
服装のマナー
まずは多くの人が迷いがちな服装についてのマナーです。
- 通夜
通夜の段階では個人の細胞の一部はまだ生きているため、喪服を着て弔問するのは、本来は失礼とされていました。また急いでかけつけるという意味合いから、地味な平服で差し支えありません。男性は黒のスーツか、濃紺、グレーなどのダークスーツ、女性は黒・茶・紺のワンピースかアンサンブル、和服なら地味な色無地の紋付きが適しています。
- 葬儀、告別式
会葬者の服装は、男性は黒のネクタイに黒のスーツが基本です。靴は金具のないプレーンなものを履きましょう。
女性は黒のワンピースかツーピース、和装なら黒の一つ紋の着物、帯やハンドバッグも黒にします。光るものや人の目を引くものは全て避けるのが常識なので、メイクは薄化粧で鮮やかな色の口紅やマニキュア、香水は避けます。また、アクセサリーは真珠のネックレスなら良いとされていますが、二連のものは「重なる」に通じるので避け、イヤリングや指輪は真珠でも遠慮しましょう。ただし、婚約指輪や結婚指輪はつけたままでもかまいません。
告別式に出席するときののマナー
葬儀に出席する場合は、定刻の10分前には到着し、そのまま後に続く告別式にも参加するのが原則です。知人程度の関係なら葬儀の時間は待機し、後半の告別式から出席しましょう。式場に入ったら、先客に一礼し、席次が決まっている場合は、案内された席に座ります。席次が決まっていない場合は先着順に前の方から座って静かに待ちます。むやみに席を移動するのはルール違反なので、たとえ知人がいても挨拶する程度にします。また、遺族に対してわざわざ立って挨拶する必要はありません。もし目があったら目礼します。
焼香が済んだら早々に式場から帰ってしまうのは、マナー違反です。出棺はできる限り見送るようにします。寒い時期はコートを着て出棺を待ってもかまいませんが、出棺時は脱いで手に持つようにしたほうがいいでしょう。会葬者は未知の両脇に静かに並び、出棺を待ちます。霊柩車を見送る時は、合掌または黙礼をして個人の冥福を祈り、車が去ってから帰路につきます。